プロテオグリカンを分かりやすく解説!成分と効果まとめ

プロテオグリカンのイメージ図

プロテオグリカンとは?

プロテオグリカン。
「名前だけは聞いたことがあるけれど、どういう成分なのか分からない」という方が多いかもしれません。

プロテオグリカンは糖タンパク質のひとつで、私たちの身体に存在する天然成分です。
ヒアルロン酸の1.3倍の保水力を持ち皮膚のハリや弾力を保つために欠かせない成分です。関節の軟骨にも存在し、緩衝作用の役割も果たしています。

熱に弱い成分のプロテオグリカンの抽出は大変難しく、その抽出にかかるコストの高さから、かつては1g=3,000万円の価値があるとまで言われていました。
しかし近年ではスキンケアやドリンク、サプリなどに商品化され、手軽にプロテオグリカンを摂取出来るようになりました。

プロテオグリカンは何から採れるの?

鮭の鼻軟骨

プロテオグリカンが身近な存在になった背景には日本人にとって大変馴染みの深い魚「サケ」の存在がありました。
サケの鼻軟骨(氷頭〈ひず〉)に高濃度のプロテオグリカンが存在することがわかったのです。

「氷頭なます」はサケの頭部にある軟骨をスライスし、酢漬けして柔らかくした青森県の代表的な郷土料理です。
約20年前、弘前大学の高垣教授はこの氷頭なますが「軟骨を酢漬けし柔らかくした料理」であるところからヒントを得て、プロテオグリカンが酢を使って抽出出来る可能性を見出しました。
結果、人体に安全な酢酸とアルコールを使って低コストでプロテオグリカンを抽出出来る技術が誕生したのです。
元々水産加工の際に廃棄されることの多かったサケの頭部を使って抽出できることも大きな発見でした。

こうして、低コストで大量に生産が可能になったプロテオグリカン。主にどのような成分や美容効果を持っているのでしょうか。

プロテオグリカンの美容効果は?

プロテオグリカンがもたらす美容効果

プロテオグリカンの美容効果は主に3つに分けられます。

  • ①EGF(上皮細胞増殖因子)様作用
  • ②ヒアルロン酸、コラーゲン産生作用
  • ③高い抗酸化作用
①EGF(上皮細胞増殖因子)様作用
EGFとは肌細胞の生まれ変わりに欠かせない役割を持つ因子です。しかし、20代後半からEGFは徐々に減少し始めてしまいます。
EGFが減少すると肌細胞の再生力が低下し、ターンオーバーが遅れ肌老化の原因となります。
プロテオグリカンは「EGF様領域」というEGFと似た機能を持っていることが確認されており、ターンオーバーの乱れを整える働きをします。
②ヒアルロン酸、コラーゲン産生作用
皮膚細胞の隙間を多量の水分を含みながら埋める働きをするヒアルロン酸。この働きにより表皮や真皮の水分量は保たれているのですが、老化に伴いヒアルロン酸産生量は減少して いきます。真皮にある保湿や弾力維持などの機能を持つ細胞にプロテオグリカンを与えるとヒアルロン酸の産生量が増えることが確認されています。
一方のコラーゲンは真皮層の構成に欠かせない成分です。ヒアルロン酸と同様老化に伴い減少し、シワやたるみの原因になりますが、プロテオグリカンを与えることでコラーゲンが増加することが確認されています。
③高い抗酸化作用
老化の原因のひとつと言われている活性酸素。活性酸素が増えると体内が錆びた状態になると言われていますが、プロテオグリカンは活性酸素の発生を抑制する働きがあります。

余談ですが、冬眠前のクマがサケ狩りをする際、クマはサケの頭部と卵(イクラ)のみを食べ、身の部分は食べません。これは本能的にプロテオグリカンが必要な成分と認識し、捕食しているからだと考えられています。

おわりに

身体や肌の老化は誰にでも平等にやってきます。
老化によって減少してしまう成分や衰えてしまう働きを、プロテオグリカンはサポートしてくれます。
スキンケア、サプリ、ドリンク等取り入れ方は様々。美肌と健康づくりのために今から【プロテオグリカン生活】を始めてみませんか?

CANNA TOPへ