CBDは気管支喘息にも効果的

およそ日本の人口の100人に3人が苦しんでいると言われている「気管支喘息」。患者数は今も増えていると言われています。
今回のお話はCBDがもたらす気管支喘息への効果についてです。

気管支喘息とは

発作性の呼吸困難や咳や痰が発生する病気です。気管支が慢性的に炎症し、それによって気管支の狭窄、過敏状態を起こします。
発症の原因はハウスダストやダニ、カビ、ペットの毛やフケ等のアレルギーが関係していることが多いと考えられています。
治療法としては吸入ステロイド薬を使用して、気管支の炎症をコントロールすることが一般的です。

気管支喘息と新型コロナウイルス

世界中を席巻している新型コロナウイルス。2020年4月18日現在、世界での感染者数は200万人を超え、15万人を超える方々が亡くなっています。日本での感染者数は9,000人を超え、140人を超える方々が亡くなっています。
基礎疾患がある方、高齢の方、喫煙者は重症化しやすいとの報告がありますが、気管支喘息の方も重症化リスクが高いと言われています。
新型コロナウイルスだけに限らず、ウイルス感染は気管支喘息悪化の原因となります。特に新型コロナウイルスの場合は肺炎を引き起こすため、それに伴い気管支喘息が悪化、呼吸不全に陥る可能性が高いのです。

また、新型コロナウイルスが重症化しやすいタイプとして、ステロイドを常用している方も挙げられます
WHO(世界保健機関)の勧告にも記載があるのですが、経口ステロイド薬の投与はウイルス感染症状が長引く可能性が高いため、使用は必要最低限に留め、吸入ステロイド薬へシフトすることを推奨しています。

CBDのどんな効果が気管支喘息に発揮するのか

主に二つの作用が挙げられます。

  • ①抗炎症作用
  • ②気管支の拡張

抗炎症作用

CBDの代表的な効果のひとつである抗炎症作用は、慢性的に炎症を起こしている気管支に効果があります。

気管支の拡張

気管支喘息の発作時、気管支が炎症し気道が狭くなってしまいます。気道狭窄が起こっている時にCBDオイルを摂取すると気道が拡張し、呼吸がしやすくなるということが研究で分かっています。

気管支喘息はすぐに治るものではありません。炎症をコントロールしながら治療していくことが重要です。CBDの副作用はほとんどないので、どんな人にも取り入れやすく高い効果も期待出来ます。